SOUND MUSEUM VISION

渋谷の地下に広がるこの巨大なスペースには、さまざまな表情があります。

BRODINSKI

BRODINSKI

ポスト・フレンチ・エレクトロ・シーンの先鋒としてシーンに彗星のごとく 現れたブロディンスキ。現在ではクラシックとなったシングル「Bad Runner」を19歳でリリースしてからすでに6年。まだまだ若手といえる年齢ではあるが、すでに世界最大級のフェスティバルにほぼレギュラーで出演 し、TIGA、DIPLO、EROL ALKAN、BOYS NOIZE、SOULWAX、A-TRAKらのヘビーウェイト達と肩をならべるアーティストに大成長した。現在では自身のレーベルBROMANCEを立ち 上げ、自らの作品はもちろん、自ら愛するアーティストの作品をリリースしている。レコード制作に関して「他のアーティストとコラボす ることがすごく楽しい。飽きやすい性格だからね。誰かと作業している時は頭の中は常に満たされアイデアがどんどん湧いていくんだ」 The KraysとしてのYuksekとのコラボや、The Shoesのギョームとの共作は有名ではあるが、その他にも彼 のコラボレーションの数々はTurbo、Southern Friedからもリリースされクラブヒットをとばしている。
そんなリリースの質の高さが目立つ彼ではあるが、彼は真のDJである。 「僕は自分がなによりも先にDJであることは認識している。これまでもそうだったし、これからもそうだと思う」。ロラン・ガルニエ、 イヴァン・スマッグと比較されることの多いDJとしての彼はまさに現在フランスでもっとも重要で、ダンスフロアから期待されている DJであるととは間違いがない。テクノやハウス、ロック、そしてヒップホップの要素までもダンスミュージックのもとにジャンルレスに 再構築できるのは新しい世代ゆえの彼の大きな特徴であり、そこでは表面的で大味なエレクトロサウンドとは一線を画した、アシッドでレ イヴ、さらにはディープでグルーヴィありながらゲットーなダンスミュージックが天才的なテクニックで展開されていく。「そこにいる人 たちにどれだけ与えることができるかが重要なんだ。それが、自分の情熱を仕事にしている者の使命だからね」