SOUND MUSEUM VISION

渋谷の地下に広がるこの巨大なスペースには、さまざまな表情があります。

SOUTHPAW CHOP

SOUTHPAW CHOP

時代に流されることなくあくまでもオリジナルレコードからのサンプリングにこだわり続けるDJ・プロデューサー。80年代後期から音楽活動を始め、シーンがディスコからクラブに変化を遂げるディープな時代にDJ KrushやDJ Hondaといった世界のトップアーティストらと行動を共にする機会に恵まれ自身のセンスとスキルを磨いていく。1998年には全曲をインスツルメンタルでまとめたDJ Krushの話題作[覚醒]にサウンドプロデューサーとしてフューチャーされ、SP1200のみで構成された曲[1200]で華々しいデビューを迎えるのである。そして賢人ここにありとの噂をいち早く聞きつけたBuddha BrandのNippsはすぐさま自身のプロデューサーとして向い入れ名盤と名高い[God Bird]を生み出し日本のHip Hopシーンに話題を呼んだ。2004年には本名名義でTri-Eight Music Suppliesから初のソロアルバム[Light Sleep」と二枚のEPをリリース。その難解なプログラミング技術がシーンの度肝を抜いた。また、You The Rockを始めメジャーからインディーまで幅広い層のMCのプロデュースに携わりその抜群なセンスと制作能力の高さが認められ人気を不動のものと確立していく。さらに快進撃は続きSouthpaw Chop名義では多数Mix CDをリリース。森田貴宏監修の人気スケートビデオ[Underground broadcasting]に提供した曲[Rookie]が予想以上に反響を呼び、重なるファンの要望に答え自身の冠を取ったレーベルSouthpaw Chop Music Productionからその曲を収録したEPをリリースし記録的な速さで完売となる。その後世界のUnderground Hip Hopのレコードの値段が左右されてしまうほど影響力を持ったMix CDシリーズ[Underground Railroad]を監修・取り締まる存在となる。そしていよいよ海外進出の時期到来と感じてた矢先に海外ディストリビューターCrosstalk Chicagoからその才能を買われ、レコード市場が不況な時代にも関わらず海外リリースに向けての配給オファーを勝ち取る結果となった。長年に渡ってこだわり続けたサンプリングという手法を追求したニューアルバム[Never Stop Sampling]の中から先行して来年早々には念願の世界デビューを担うEPのリリースが決定する。ロンドンの人気ネットラジオRhythm Incursionsを始め、Amar Patel(Straight No Chaser), Robbie Ettelson(Unkut.Com), Dave Roberts(DWG)といったコアなファン層を抱えるメディアパーソンの援護射撃もあり、彼の舞台は東京から始まり世界へと移り変っていくのである。